FirebaseにBMIデータを登録するIOSアプリを作る(part3)
やること
前回の続きです。
今回は「FIrebase RealtimeDatabse」との連携準備をします。
Firebase側の初期手順については 以下の記事で紹介していますので、 若干省略した形で説明します。
環境
Xcode: ver12.0.1
Swift5
目次
Part1. 全体図を把握するのとプロジェクト作成まで
Part2. 画面周りを作成する
Part3. Firebase連携準備
Part.4 コードと画面を接続させる
Part.5 Firebaseへデータを登録する
Part.5-1 ボタンとラベルをコードと紐付ける 追記
Part.5-2 データ登録処理① 追記
Part.5-3 データ登録処理② 追記
Part.6 Firebaseからデータを取得する 追記
Part.6-1 ボタンとラベルをコードと紐付ける(Get編) 追記
Part.6-2 データ取得処理① 追記
Part.7 完成・動作確認 追記
Firebase連携準備
この手順に入る前の前提条件は以下のふたつです。サイト上部にこちらの手順については説明していますのでまだ実施していなければそちらから実施しましょう。
・Firebaeのサイト側の初期手順が完了してい事(idの割り振り)
・xcodeの初期化コードを記述している事。(Appdelegate.swiftへの記述)
上記が完了したらFirebaseのライブラリを使用できるようにしたいので、「CocoaPods」のインストールに入りたいと思います。
「CocoaPods」ってなんだ?ってなった人に向けて、一言で言うとライブラリ管理ツールです。
外部から使いたい機能を実装したい時に一つのファイルにライブラリを記述しておけば使用できるようになります。
設定手順は以下の二つのコマンドを打ち込むと使えるようになります。
「CocoaPods」のインストール
sudo gem install cocoapods
セットアップ的なコマンド
pod setup
これで「CocoaPods」初期手順は完了です。
エラーが出ちゃった場合はネットで調べるとよく出てきますので問題ありません。
エラー対処方法の記事も余裕があればまとめようと思います。
それでは本題に戻りましょう。
ターミナル を開いていますか?まずは自分が作成したプロジェクトに移動しましょう。
ちなみに画面上部の「BMI_APP」をD&Dでターミナル に持ってくる事でパスがコピーされます。
「ls」で一応場所を確認しておきます。
プロジェクトフォルダ配下であることを確認できたら「pod init」と入力してください。
open "フォルダパス" でプロジェクトフォルダに移動できます。
「Podfile」が出来ていると思います。
Podfileを開いたら、下記画像の通り、「pod 'FIrebase/Database'」と入力しましょう。
cmd + s で保存してからPodfileを閉じるとターミナルに戻り、「pod install」でライブラリをインストールします。
エラーが出なければ以下の画像のようになります。
完了したらターミナル を閉じましょう。
プロジェクトフォルダ配下に戻りましょう。
今まで使っていた青いアイコンではなく、白いアイコンの「xcworkspace」と言うファイルが出来ていると思いますので、これからはこちらをダブルクリックして編集していきましょう。
これでFirebase連携手順は完了です。
今回は前提条件としておりましたが、初期コードの記述とFIrebase側の設定を忘れない事。